アングラ RAID は電気カマスの夢を見るか？

■ あれから３ヶ月

　前回の更新から少々時間が経過してしまったが、「キワモノマシン」も、「ナナハンマシン」も当時の構成から大きく替わっており、まさに光陰矢のごとし、祇園精舎の鐘の声が狂ったように鳴り響く今日この頃である。Dual Celeron のキワモノマシンは、実験機としての位置付けから、実用マシンへと変貌を遂げ、つまりはメモリとディスクと SCSI と周辺機器をたっぷり接続され、毎日安定運用中である。一方、ナナハンマシンはといえば、CPU を同じ Coppermine ながら 600EMHz に交換され、FSB 133MHz の 440BX マシンとして、もはやナナハンではなく 800MHz 動作のフル IDE マシンとなっている。

　さて、今回はその「元ナナハンマシン」のストレージ強化変である。もう、タイトル見ただけでわかっちゃった人はわざわざ読まなくてもいいほど、ネット上ではポピュラーになった「アレ」である。

　以前からネタとしては仕込んであったものの、CPU のオーバークロック以上にメーカやショップが嫌な顔をすること必至なだけに、コンテンツとして公開するのを控えていた面もあったが、COMPUTEX TAIPEI にあわせて UltraATA/100 規格が正式発表された こともあり、そろそろネタにしてもいいと（勝手に）判断した。

　以下の記述は、物理的、電気的、機械的、熱的、著作権的に危険な領域に踏み込む可能性のある行為を含むものである。同様の行為がもたらす結果において、保証や確実性は一切なく、詳しい説明を意図的に省いている箇所もあるので、よい子はマネをしてはいけない。