梁塵秘抄口伝集巻第十
Index.
梁塵秘抄口伝集巻第十（その一）
2000.10.27.
九巻までのいきさつと十代の日の今様狂いを語る。
巻第十（その二）
2000.11.3.
後白河、十九歳から二十八歳で即位するまでの今様遍歴を語る。親が死んでも、歌いたい。
巻第十（その三）
2000.11.10.
師匠乙前との出会い。後白河三十歳ごろ。
巻第十（その四）
2000.11.17.
法住寺御所の今様会で、さわのあこ丸、乙前を中傷。乙前身の証を立てようとする。
巻第十（その五）
2000.11.24.
乙前の懇請で開かれた今様会で、遊女小大進、みごとに歌って乙前の面目を果たす。あこ丸の化けの皮がはがれる。
巻第十（その六）
2000.12.1.
後白河、乙前から歌事情の秘話を聞く。
巻第十（その七）
2000.12.8.
ひきつづき、乙前の昔語り。乙前の師匠、目井の思い出。若き日の乙前は歌が嫌いだった。
巻第十（その八）
2000.12.15.
乙前、八十四歳で大往生。後白河、今様でとむらう。
巻第十（その九）
2000.12.22.
後白河、今様仲間や弟子を批評する。どいつもこいつもなかなかやるが、やっぱり「俺が一番」だったりして。
巻第十（その十）
2000.12.29.
後白河、法住寺御所で若い者を集めて今様バンドのサークルを主催。初心者歓迎。名家のサラブレッド、藤原兼雅も冷やかしに来たり。歌わせてみたら超上手かった。
巻第十（その十一）
2001.1.5.
今様歌いの美女が集まる菖蒲花参り。遊女延壽のたっての希望で、みずから足柄を伝授。後白河大いに照れる。
巻第十（その十二）
2001.1.12.
後白河三十四歳。初めて自分で主催した熊野行幸の最中、平清盛ほか随身たちが今様にまつわる不思議な夢をみる。神前でもギグは欠かせない。
巻第十（その十三）
2001.1.19.
後白河三十六歳。二度めの熊野詣。読経中、ご神体の鏡の光に感動して今様会になる。
巻第十（その十四）
2001.1.26.
後白河四十三歳。十二回め、出家の挨拶に出かけた俗体最後の熊野行幸。夜中にひとりで歌っていたら、礼殿で霊異現象起こる。今度はシャレにならなかった。
巻第十（その十五）
2001.2.2.
賀茂社へ出家のお暇乞いに。梅に雪の絶景かな。今様会は盛り上がる。賀茂の楽人たちも、いたずらめかしてこっそり伴奏を。
巻第十（その十六）
2001.2.9.
後白河四十八歳。最愛の建春門院と安芸の厳島神社へ。内侍の舞を見たあと、清盛入道が「正真正銘の巫女」をご紹介。半信半疑で歌ってみたけど、占いの結果に思わず涙。
巻第十（その十七）
2001.2.16.
後白河五十三歳。石清水八幡宮に参籠中、近習親盛、門番詰め所で居眠りして何を言い出すやら。別にいいんだけどね。
巻第十（その十八）
2001.2.23.
後白河四十三歳。今様のプラセボ効果について力説。歌の力を信じれば、何でもかなうと人は言う。
巻第十（その十九）
2001.3.2.
芸術こそ神仏への通路だ。なんちったりして大団円。
巻第十（その二十）
2001.3.9.
土壇場で「これ！」という弟子が二人見つかったので、うれしさのあまりつけたし。
巻第十（エンディング）
2001.3.9.
2001.8.29. リンクをつけて改訂。
人物索引をかねて、巻第十だけのエンディング・クレジット。